2011年1月31日月曜日

レ・フリー

四日市のホテルで、観戦してました。アジアカップ決勝



下馬評を覆したと言えるでしょう。

オーストラリアは今大会決勝まで失点1。





自分もあんまり期待してなかったですし。

素晴らしい結果を残した代表選手に敬意を!





Jリーグをはじめ、プロ野球等々、世界各国のスポーツにおいてレフリーは

必ず居る存在で、公平かつスムーズな試合運営が求められるのが当たり前。

なだけに、批判の矢面に立たされるのが常です。





今回の決勝のレフリーは RAVSHAN IRMATOV

2010ワールドカップのオープニングゲームのレフリーを務めてますね。

数々の賞も受賞し、アジアでは最高レベルのレフリーです。







前半にイエローカードをオーストラリアに出しましたが、

決勝というステージでバタついている選手、観客を

“締める”カードになりました。




従って、ラフプレーが少なく、フェアな試合展開に。

日本は警告は無し。




試合の流れを止めない見事なアドバンテージを保ち、試合をコントロールされてました。

延長終了間際の岡崎選手のファールも冷静に処理してフリーキックの判定。

直後に終了の笛。



なんともドラマチックな“演出”も(笑)

ロスタイムも少なく、120分という時間を感じさせない試合でした。

とても素晴らしいレフリングでした。





この方も感じていたようで(笑)








レフリーの質の問題は、近代スポーツにおいて永遠の課題です。

トレーニング方法や戦術技術向上により、レフリーという人間の判断力では限界のところにまでスポーツは進化しています。





ビデオ判定も導入されつつありますが、やはり人間が裁いてこそのスポーツです。

試合中の選手とレフリーのコミュニケーションも大事な要素です。





以前、長谷部選手も言っていました。ある程度“味方”にするのも試合展開では大事だと。







Jリーグも毎年トップレフリーを招聘して技術向上を目指してますが、まだまだ国際基準のレベルとは思えません。



最近では、2010ワールドカップでオランダ・ブラジル戦の主審を務めた西村氏 もかつては、様々な問題もありましたが、ワールドクラスのレフリーへと飛躍されました。




レフリーの向上も今後の日本代表がアジアレベルからワールドクラスになる為には不可欠な要素です。



今の選手達は、主張出来る世代かと思いますので、

協会に働き掛けていって欲しいと思います。