2016年2月16日火曜日

球春近しですが

キャンプも中盤から終盤。

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(イメージです)

日本プロ野球が騒がしいですね・・・

昨年の我がジャイアンツ選手による、野球賭博、
そして、清原氏の覚せい剤・・・


プロ野球機構(NPB)や選手会労組の対応が甘すぎるということです。

声明を出すにしても決まりきった文言、再発防止策として上げてくるのは、
講習会や研修会ばかり。
 そんなんいくらやったってダメでしょ。
問題が繰り返されてるのは、現場レベルに響いてない証拠。

特に今回の「クスリ」問題は、特に両者の反応が鈍い。
まさに腫物に触るべからず的反応。

そして更に今回鼻に着くのが、
清原氏がジャイアンツに移籍しなければ・・・っていう「たられば」を叫ぶ
OBや解説者、コメンテーターとかいう輩の多いこと。

なんじゃ、それ?
彼をチヤホヤして育てて囲ってきたのは、プロ野球界全体じゃねーか。
ジャイアンツだけ悪者かよ。

逆にあえて発言しないOBも。
長嶋さんを筆頭に、大物OBは、ほとんどこの問題について発言してない。
やはり、これだけの人が言及すると、
シーズン前の大事なキャンプ時に現役選手に迷惑がかかる、
そんな配慮だと思う。
「たられば」「殴りたい」などとくだらん発言を繰り返す老害OBは見習うべきでは?

それから、機構のクスリというかドーピングへの甘さはもっと糾弾されるべきかと。

気になって調べたら、プロ野球におけるドーピングは、まず独自基準だということ。
世界的なアンチドーピング機構にも所属せず、年間数人しか検査してない。
清原氏現役時はドーピング検査はなかった。

だから現役中にドーピングに引っかかるなんて、宝くじに当たるようなもの。
これじゃ、「クスリ」問題なんて解決しない。
野球をオリンピック種目に定着させたいなら、こういうことこそ「世界基準」に倣うべきなのでは。
機構の腰が重いのなら、選手会労組こそ声を上げるべき。
金や、FAのことだけやるのが労組じゃないでしょ。

このまま「一個人の事だから、俺たち関係ないからさ」の態度は、
スポーツ界全体が沈む結果になる。